ホルモン療法による副作用?彼女の性格が激変する
彼女は元々穏やかな性格でした。
なんていうか、ほんわかとした空気を持っているタイプだったんです。
普段は本当に尽くしてくれるタイプで、料理も上手、気配りも上手な理想的な女性でした。
喧嘩の際も彼女が感情的になることは少なく、私がわがままを言ってもその場をうまくなだめてくれるタイプでした。
ただ、喧嘩した内容のLINEをずっと保存していて、根に持つところはありましたが^^;
あと、普段は人見知りで引っ込み思案なところがあるかと思いきや、突然思い切った行動を取ったりするところがありました。
例えば、ある日突然車を購入してみたり・・・・。
浪費するわけではないんですよ。
でも、普段からは想像できないぐらい大胆な行動をとることがあるんです。
特に高価な買い物の際、私なら何度も吟味して、慎重に購入を検討するのですが、彼女の場合は気前よくポンっと買ってしまうところがあります。
まるで金持ちのお金の使い方というか、思わず「おっとこまえ!」と声をかけたくなるようなときがあります(笑)
穏やかだった彼女がDV彼女に・・・・
そんな性格の彼女ですが、ホルモン療法が始まってから、性格が変化していきました。
ある日の夕食、リビングのこたつに入りながら2人で鍋を囲んでいました。
私は元々寡黙な方で、あまり話しをすることはありません。
それに、2人でいるときはテンションがとっても低いのです。
別にわざとしてるわけではなく、彼女に対して気持ちが冷めているわけでもありません。
仕事柄、働いている間は逆にテンションを高めて、いろんな人に声をかけないといけない立場なので、プライベートで反動が出てしまうのです。
私の悪いところなんですけどね。
でもその日はなんとなくテンションを上げることができて、せっかくの食事なので楽しくしたいという思いから、「鍋めっちゃおいしそー」と少しおどけて言って見せたのです。
すると次の瞬間、顔に衝撃が走り、目の前が真っ白になってぶわーっと光が散りました。
俗にいう、星が飛ぶってやつです。
何が起こったのかわからず、私の左側に座っていた彼女の方に目をやると、鬼のような形相でこちらを見つめる彼女がと目が合いました。
どうやら思いっきり左の頬をひっぱたかれたようでした。
状況を把握した私は
「なにするねん!!」
と激怒しましたが、彼女は
「だってなんか腹立ったんだもん」
と平然と言いました。
意味が分からず困惑しつつも腹の虫がおさまらない私。
でも、彼女は一向に悪びれた様子がありません。
何とか心を落ち着け、それ以上彼女への抗議をやめましたが、いくら考えても私がひっぱたかれる理由がわかりませんでした。
その後は最悪の空気の中、目の前にある鍋をひとことも会話することなく黙々と食べた2人。
あんなにおいしくない鍋を食べたのは、生まれて初めてだったかもしれません。
食事が終わってしばらくしてから、改めて
「なんで手を出すの?」
と尋ねた私。
「ふざけているのを見て腹が立ったから」
「いや、食事を楽しくしようとしただけでしょ?」
「いつもしゃべらないじゃん」
「そう、じゃあこれからもしゃべらないよ!」
そう言い残して私は彼女の家を後にしました。
明らかに変わった彼女の言動
それからというもの、彼女の言動は明らかに以前とは違ったものになりました。
とにかく私に対して言葉がきついのです。
車の運転をしていても、運転の仕方に対してあーだこーだ。
遠出しても、場所が気に入らないとか。
食事についても、私の食べ方に対してぐちゃぐちゃ言うのです。
本当に人が変わったようになってしまいました。
誕生日に時計をプレゼントした時も
「センスがない。嬉しくないよ。こんなのもらうぐらいならカバンが欲しかった。
これからは欲しいものを言うから、それを買ってね」
と言う始末。
その結果、私の仕事が忙しかったことあり少しずつ会う日は減っていきました。
毎日会っていたのが2日に1回となり、3日に1回、5日に1回と。
そしてついにお互いに休みの日以外、会うことはなくなりました。
1週間に1回あるかないかです。
はっきり言って、別れの危機でした。
私もほとほと困り果てましたし、頑張って交際を続けていく意味が分からなくなってきました。
この問題は根が深く、しばらくいろいろな事件を起こすことになります。
それらについては、これからの闘病記で取り上げていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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