乳がんの再発防止のため趣味を持とう
乳がんの原因のひとつに、ストレスがあります。
ストレスをためることは、がんも含めて身体に悪影響を及ぼします。
直接的な関係が目に見えないため、ついおろそかにしてしまいがちですが、ストレスを発散することは健康を保つ上で非常に重要なことです。
私たちはそのために共通の趣味を持つようになりました。
その趣味も紹介したいと思います。
がんの原因にストレスが関係している
ストレスとがんについての報告
島村トータル・ケア・クリニック院長で医学博士の島村 善行氏は、ネット記事の中で「がんとストレスの因果関係」を明確に認めておられます。
その理由として、これまで治療を行ってきた患者において、ストレスによって再発をしたと考えられるケースや、逆にストレスをためない性格の方が、再発なく生活できているケースを見るにあたっての結論だとのことです。
国立がん研究センターの予防研究グループによる「自覚的ストレスとがん罹患との関連について」の研究においても、関連性が認められたとの研究報告となっています。
生活の中から始める「がん予防」
自覚的ストレスとがん罹患との関連について
ストレスががん細胞を生み出すメカニズム
私たちの身体は、免疫力によって守られています。
しかし、免疫力はストレスよって低下することが分かっています。
その結果、身体を守る機能が低下し、がん細胞の発生や増加を防ぐことができなくなるとされています。
また、ストレスは私たちの体の中の活性酸素を増加させます。
活性酸素は遺伝子を傷つける原因となり、発がんを促進させると言われています。
ストレスによって乳がんが再発しないよう趣味を持とう
がんやがんの再発を予防するためには「ストレスを溜めないようにする」のも重要な要素であることがわかっていただけたと思います。
しかし現代社会において、ストレスを全く感じないで生活をするのは不可能です。
ですから、いかにうまくストレスを発散していくかがポイントです。
発散する方法のひとつとして「趣味を持つ」ということが挙げられます。
趣味を楽しむことで、日々のストレスを上手に発散し、免疫力の低下をできるだけ防ぐのです。
私はギターを弾いたり、スポーツ観戦をするなどの趣味を持っていますが、彼女は元々無趣味でした。
しかし、乳がんの治療がホルモン療法に移ってからは「なにか楽しみを持ちたい」とのことで、私の趣味にチャレンジするようになりました。
ただ、結局どれも続かず、最終的に彼女がはまったのがモータースポーツ観戦だったのです。
モータースポーツで乳がんの再発を防止する
モータースポーツとは、F1に代表されるように車やバイクのレースを指します。
彼女が興味を持ったのは、国内で一番人気の「スーパーGT」というレースでした。
どうやら昔から車には興味があったようで、さらに同窓会で友達がスーパーGTのメカニック(車を整備する人)として働いているというのを聞き、身近に感じたようです。
それがきっかけとなり、3年前に初めて鈴鹿サーキットでレースを観戦、それから年に3~4回はサーキットに通うようになりました。
その他にも近隣で行われるモーターショーといった車関連のイベントには、足を運ぶようにしています。
私も90年代のF1ブームからの熱狂的なF1ファンで、モータースポーツつながりで「スーパーGT」に興味を持つようになりました。
スーパーGTがストレス発散になる理由
私たちはもっぱらスーパーGTの観戦専門で、自分の車でスピードを出したいとか、車を改造したいといった興味はありません。
サーキットに行き、目の前を高速で駆け抜けるマシンの動きと、お腹の底に響くようなすさまじいなエンジン音を楽しむのです。
その迫力と言ったら、普段の生活では絶対に味わうことができません。
他にも、サーキットでお気に入りチームやドライバーのグッズを購入したり、会場にたくさん並ぶ屋台を食べ歩きして楽しんでいます。
私たちにとって、ストレスフルな日常生活を離れて、特別な時間を味わえる貴重なイベントとなっています。
共通の趣味でカップルの中が深まる
共通の趣味ができたことで、私たちの会話は増えました。
今度どんなイベントがあるとか、今年はどのサーキットに観戦に行こうかとか、ジェンソン・バトンはかっこいいとか(笑)
ヤフーニュースを検索して情報を送り合ったり、サーキットで撮影した写真を共有したりと、同じ楽しみを持つことができています。
8年間一緒にいますから、正直関係がマンネリ化していたところがありましたが、スーパーGTのおかげで復活することができたように思います。
外出機会や運動の機会になる
スーパーGTを観戦するようになって、確実に遠出する機会が増えました。
レース以外でのイベントを含めると、年に10回ぐらいは出かけることになります。
加えてサーキットで観戦すると、1周4~5㎞ほどのコースの周辺を歩き回るので、かなりの運動量になります。
先日のイベントでは一日に10㎞以上歩いていました。
しかも、楽しんで歩くことができるので、精神的に疲れることがありません。
サーキットで観戦することで身体を動かすことになるため、これもストレス発散の一つになっています。
まとめ
今回はストレスとがんの因果関係と、ストレス発散のために趣味を持つことが大切でああるとの内容を書かせていただきました。
ストレスを感じることはどうしようもないと思います。
しかし、どうそのストレスをコントロールしていくかが重要ではないでしょうか。
その為の趣味を見つけ、思う存分楽しむことで発散できるのではないかと思います。
私たちの趣味である「スーパーGT」にも、このブログを通じて興味を持っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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