抗がん剤治療を受ける病院を受診
抗がん剤治療に対しての不安
化学療法である抗がん剤治療を受けるにあたっては、かなり不安が大きかったですね。
イメージとして真っ先に思い浮かぶのは髪の毛が抜けてしまうということ。
そして四六時中吐き気や倦怠感が出るらしい、というものでした。
以前、芸能人の闘病密着ドキュメントかなんかで抗がん剤治療中の様子を見たことがあるのですが、痩せてしまって顔色が悪く、起きているのもつらそうでした。
でも私が持っている知識は、所詮テレビで知った程度でしかなかったので、実際にどんな副作用が出るのか、それによって生活はどうなってしまうのか、とても心配でした。
医師から副作用についての説明を受ける
抗がん剤治療を受ける病院への最初の受診には、私も一緒に同行しました。
私のそばで治療を受けることを選択してくれた彼女をしっかりサポートしていくために、医師の話しを直接聞きたかったからです。
抗がん剤治療内容
彼女の抗がん剤治療の内容は次の通りでした。
①FEC療法×4回・・・・フルオロウラシル(F)、エピルビシン(E)、シクロフォスファミド(C)を組み合わせて投与
②ドセタキセル×4回
③薬剤の投与は点滴により行う
④3週間を1クールとして投与する。
⑤投与して2週間後に受診し、様子確認をする。
副作用の出かたは個人差が大きい
副作用としては次のようなものがあげられました。
- 嘔気、嘔吐
- 倦怠感
- 脱毛
- 便秘
- 白血球の減少
- 免疫力の低下
副作用については個人差が非常に大きく、まったく影響なく日常生活を送ることが出来る人もいれば、重篤な副作用によって生活がままならなくなる人もいるとのことでした。
髪の毛は間違いなく抜ける
ただし、髪の毛については「間違いなく抜ける」と断言されてしまいました。
FEC療法の場合、ほぼ100%の確率で脱毛は避けられないそうです。
私の浅い知識ではまれに脱毛しない人もいる、との認識だったのでひそかに期待していたのですが、この断言はいささかショックでした。
抗がん剤治療に向けての準備
抗がん剤治療を受ける前に、私たちは気分転換に日帰り旅行を2度しました。
治療が始まるとしばらく行けなくなる可能性があります。
旅先で観光をしつつ、お土産コーナーやご当地のお店に入ると、彼女が興味を惹かれるのはバンダナでした。
脱毛した後のことを考えて、頭を隠すものを探したかったのです。
いろんなものをあれやこれやと頭に巻きながら、数本購入しました。
「奇跡的に脱毛しなかったらいいのにね」なんて言いながら。
この旅を終えて、彼女と私はしばらく抗がん剤治療と闘う日々に入りました。
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