日常生活が戻った!抗がん剤投与2週間経過後
彼女が受けたFEC療法は1クール3週間、つまり3週間1パックで1回の抗がん剤投与と見る形ですね。
1週間目は本当に地獄のような副作用に苦しみ、1週間経過後から2週間目は便秘や口内炎の副作用と脱毛が始まりました。
今回の記事は投与から2週間が経過した後を書きたいと思います。
副作用の様子についてはこちらの記事をご覧ください
抗がん剤投与2週間経過後は日常生活が可能に
最初の2週間、様々な副作用に嫌というほど苦しめられ「もう勘弁してください」と意気消沈していた彼女でしたが、2週間が経過すると副作用はほとんどなくなり、日常生活が可能な状態となりました。
口腔内のしわしわと味覚障害は残っていましたが、それでも食欲は十分に回復していておいしく食べることができました。
精神的な状態も鬱傾向が完全に取れて、普通に考えることができるようになりました。
最初の一週間はほとんど寝たきりの状態でしたし、その次の一週間も違う副作用に悩まされてほとんど身体を動かせなかったのですが、これぐらいからは身体を動かす意欲ももてるようになりました。
だから私が休みの日は、リハビリや気分転換のために少し離れた公園まで散歩に出かけるようにしました。
彼女は脱毛があって一人で外出するのを嫌がりましたので、最初の頃は私が常に御供していましたね(笑)
誰かに会うのを避けるために、できるだけ人が少ない時間帯を見計らって行っていました。
抗がん剤投与後初めての受診
投与後の状態確認と白血球の数値確認
投与から丸2週間目が定期の受診日となっていました。
1回目のFEC療法を受けた際「もし副作用が強く出たらいつでも受診してください」と言われたのですが、どの程度が強い副作用なのかがわからないので、なんとか定期の受診まで耐え抜きました。
でも副作用が強く出て受診しようと思っても、身動きがとれないほどしんどかったようなので、なかなか病院に行くことは難しかったと思いますね。
さて、この受診では採血によって白血球の数値を調べ、次の抗がん剤投与が予定通り行えるかどうかの判断をします。
白血球の数値が低いと抗がん剤投与ができませんので、必要と判断された場合は白血球の数値を上げる注射を受けることになります。
当日も投与前に採血がありますし、抗がん剤も点滴ですから、とにかく注射、注射の日々ですね(泣)
受診日は守りましょう
ところで、彼女も私もこの二週間目の受診の重要性をよく理解していませんで、別の用事ができたため事前に日を変更してもらえないか病院に連絡を入れました。
すると「この受診の重要性がわかっていますか?なんのために受診するのか考えていますか?言うことが聞けないなら責任持てませんよ?」とかなり強い口調で叱られてしまいました・・・・。
やっぱり抗がん剤という劇薬を身体に入れるわけですから、病院側も患者の状態をしっかり把握しておかなければならないと思ってくれているんですね。
自分勝手な判断をしてしまい、彼女は猛省したようでした。
結果としては白血球の数値に問題はなく、二回目の抗がん剤も予定通りに実施することになりました。
でも、彼女はまったく喜んでいませんでした。
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