このブログの趣旨と乳がんの彼女と僕の自己紹介
みなさん、はじめまして。
ブログ管理人のたけです。
このブログは私の大切なパートナーであるくみが乳がんと闘う日々を綴っていきます。
その闘いを通して同じように病気に苦しむ方と交流を持つことができたり、これから乳がんと闘う方の少しでもお役に立てたらと思っています。
さっそく私たちの自己紹介ですが、私も彼女も福祉関係の仕事をしています。
私は介護施設の管理職を、そして彼女は介護福祉士として働いているんです。
職場は別々ですが、お互い専門職の道で日々自己研鑽に励んでおります。
彼女の年齢は30代後半、私は少し上で働き盛りを迎えております。
日々仕事に追われ「社畜を絵にかいた」ような毎日を送っております(笑)
くみが乳がんを患ったのは5年前です。
過ぎてから振り返るとあっという間でしたが、5年前から考えるととても長い時間でした。
彼女が乳がんになるなんて夢にも思っていませんでしたから。
それからの生活は文字通り一変しました。
当たり前の日常が崩れ去るなんて本当に簡単なものなんだなと思いますね。
生まれて初めて「命に終わりがある」という現実を突きつけられたわけですから。
たかだか乳がんで大げさな、と思う方もおられるかもしれませんね。
でも、乳がんも含め「がんを宣告」されたことがある方は同じ気持ちになったのではないでしょうか。
医療が進歩してきたとはいえ「がん」と言われると命の危機に直結する病気のイメージがやはり強いですからね。
それから彼女の人生観は変わりましたし、毎日の生活やこれからの人生についても捉え方が変わりました。
また、抗がん剤やホルモン剤の副作用も相まって、性格や容姿も変わっていきました。
そんな変化が二人の関係にも影響することがありましたし、大きな別れの危機も何度かありました。
いろんな困難を乗り越える中で二人の関係も変化し、先のことよりも毎日毎日を大切に生きることを考えるようになっていきました。
でもですね、決して暗くなっているわけではなくて、逆に毎日をいかに楽しんで生きるか!ということに全力を注いでおります。
乳がんとの闘いは大変ですし辛いことも多いですけれど、その中で目一杯楽しく生きていきたいと思っています。
くみが乳がんを患ったことで、彼女も私も失ったものは大きかったですが、逆に得られたものもあったはずです。
そして、彼女が乳がんになったことはきっと意味があることだと思うんですよね。
ですから、とにかく前向きに、一度きりの人生を有意義なものにしていきたいと思います。
このブログをご覧くださるみなさまとは、末永くお付き合いいただけたら幸いです。
これからどうぞよろしくお願いします。
平成30年11月29日 たけ&くみ
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