衝撃!彼氏は見た ホルモン療法開始時の診察状況
放射線療法が予定通りに終了し、次はホルモン療法を受けることになりました。
約2ヶ月間の里帰りを終え、今住んでいる場所に戻ってきてのホルモン療法です。
ホルモン療法については、今までの治療と比べると格段に負担は減ります。
毎日ホルモン剤を服用しながら、最初は3ヶ月に1回の受診で状況確認、という感じです。
放射線治療後久しぶりに再会する
乳がんの手術時に続いて、長期間会えない期間ができました。
基本的にはほとんど毎日、LINEのやり取りをしたり、テレビ電話でコミュニケーションをはかっていました。
「仕事終わったよ~」
「お疲れ~」
とか、そんなたわいもないものが中心でしたけどね。
あっ、でもウィッグ事件の時は、泣きながら、いや泣くほど怒り狂ってというべきか、電話がかかってきましたねぇ。
「ちょっと聞いてよ、ひどすぎるよ!!もうお姉ちゃんちには帰らない!」
って、行く当てもないのに飛び出した彼女を「とにかく今日は帰りなさい」と必死になだめました(笑)
ウィッグ事件の詳細についてはこちらの記事をご覧ください
今後については元の生活を戻すために、ホルモン療法を受けながら仕事の再開に向けて動き出さなければなりませんでした。
ホルモン療法開始前の受診で衝撃の場面が!!
病院に向けて、いざ出発
ホルモン療法を受けるにあたってお世話になる病院は、抗がん剤治療を受けたところと同じ病院になります。
最初の受診時に、私も彼女に付き添うことにしました。
お世話になる病院は県内でも田舎の方にありまして、大きな総合病院なんです。
駐車場に限りがあるもんだから、早めに行かないと車を停めるのにひと苦労することになるんですよ。
なので、朝の8時30分に家を出て、病院に向かって車を走らせました。
彼女の自宅からはおよそ30分ぐらいの道のりです。
中心地から郊外に向かうルートになるので、道中はそれほど混むことなくスムーズに病院まで行くことができました。
駐車場近くまで来ると、警備員のおじさんが不愛想に赤い棒を身体の前で左右に振っています。
でも、赤い棒を振ってくれるのはいいんだけれど、漫然と身体の前で振るだけだから、左右のどっちに誘導したいのかが全然わからないんですよね(笑)
「右なら右、左なら左にもっとアクションを加えながら示してよ~」って感じでした。
9時ぐらいに到着したんですが、すでに駐車場は車でいっぱいの状態。
病院から少し離れた駐車場に停めることになりました。
診察の立ち合い「うわぁ、こねられてるやん」
車を降りて彼女と二人、とことこと病院に向かって歩きます。
大きなエントランスを入って広い廊下を通り、乳腺外科外来まで到着。
そこで受付を済ませて、しばらく待合室で順番まで待機することになります。
なんだか薄暗い感じでね、緑のソファが3つずつ、3列に並んでました。
回りがシーンとしているので、つい彼女との会話もヒソヒソ話しになります(笑)
乳がん治療の冊子なんかを読みながらしばらく過ごしていると、
「○○さーん」
と受付に呼ばれて、診察室に通されました。
彼女はいつものようにあっけらかんとしていましたが、私は意味なくドキドキしていました(笑)
担当医は男性で、少し話しをした後
「では診察するので、上の服を脱いで横になってもらえますか」
との指示がありました。
彼女は上着を脱いで、ベッドに横になりました。
もちろん裸なので、胸をさらけ出した状態です。
男性医師は、ベッドの横に立って中腰になると、手術した右の乳房の触診を始めました。
「うわ、うわ、うわ、触られてるやん!!」
平静を装いつつ、私は思いっきり動揺していましたね(笑)
でもって、その動きがまるでつきあがったお餅を丸めるような動きだったんです。
乳房の周りを両手で囲みながら、大きな鏡餅を作るような手さばきです。
しかもめちゃめちゃ高速(笑)
右が終わったら次は左の胸も同じく診察、そして終了って感じでした。
彼女が自分の目の前で、他の男性に胸をさらけ出したうえ触られるなんて場面をそうそう経験することはありませんから、正直あっけに取られてしまいました(笑)
一応覚悟して行ったつもりだったんですけどね。
触診の結果は異状なしということで、ホルモン剤が処方されることになりました。
薬が出るまで約1時間・・・・これだから大きな病院は嫌なんだよなぁ・・・・。
文句言っても仕方がないので、病院の真ん前に会ったお食事処で彼女とそばをすすり時間を潰しました。
たいしたことはしてませんが、精神的に疲れたーって感じでしたね(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
クリックが励みになっています。いつもありがとうございます。
にほんブログ村
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません