乳がん放射線治療のマーキングは見た目に困る
乳房温存療法終了後の放射線治療は週に5回、週末を除いて毎日照射を受けました。
全部で30回、6週間で終了するペースです。
これが終わればホルモン療法に移り、日常の生活が戻ってきます。
放射線治療の1回目直後は放射線宿酔と思われる副作用が出て、嘔気、嘔吐に悩まされたのですが、それ以降は出ることがなく落ち着いて治療を続けることができました。
しかし、副作用以外にもうひとつ困りごとがあったんです。
放射線宿酔を含む乳がんの放射線治療副作用はこちらの記事をご覧ください。
首元まではみ出すマーキング
彼女が乳房温存療法後の放射線治療を受けた時期は、8月から9月中旬にかけて、季節でいうと夏真っ盛りでした。
とても暑い時期なので、マーキングが汗で流れてしまうというのが困りごとのひとつだったのですが、それ以外にもうひとつ夏ならではの困りごとがあったんです。
それは、マーキングが首元から見えてしまうことです。
写真のような感じですね。
夏場は薄着になります。
普段から必要以上に胸元が開いた服を着るタイプではないんですが、夏用の服を普通に来ているだけではマーキングが見えてしまうんですよね。
しかも、かなりくっきりとマーキングされているので、目立ってしかたないんですよ(笑)
あと、あごのラインを見てもらったらわかると思いますが、この頃はまだかなり顔に浮腫が残っていますね。
6月に抗がん剤治療が終わって、この写真が8月の頭頃ですが、まだまだ顔の浮腫が強かったです。
軽減していったのは9月を過ぎてから、つまり抗がん剤治療が終わって3ヶ月が経過してからでした。
抗がん剤治療の副作用はいつから軽減するのかは、こちらの記事をご覧ください。
マーキングを隠すための工夫
さて、話しをマーキングにもどしますが、正直この見た目で通院以外に外出することはためらわれました。
脱毛とか浮腫を経験してきて、見た目には普段よりよけいに敏感になりますしね。
その上胸の辺りになんだか黒いラインが入っているとなると、悪気なくても「なんだろう?」と見られてしまいます。
相手にそんなつもりはなくても、好奇の目にさらされているような感じになるんですよ。
冬場であれば、タートルネックを着ることで簡単に隠せるんですけどね。
夏場だとそうはいきません。
タートルネックなんか着た日には、蒸れたおして汗でマーキングが流れ落ちてしまいますしね。
テープを貼ってマーキングを保護していましたが、流れるのは防げてもかゆみで発狂することになったと思います(笑)
んで、彼女としては致し方なく、渋々ストールを巻いて外出していました。
写真のように、一応マーキングが外からは見えなくすることができました。
でも、ガンガンに暑い真夏に、この姿はやっぱり違和感ありますよね。
乳がんで放射線治療を受ける際は、季節も選んだ方がいいということですね。
まぁ、乳がんはそんな配慮をもって発症してくれるわけではないので、無理な話しですが(笑)
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