セルフイメージにより乳がんの再発を防止する

「病は気から」

という言葉があるように、心と身体はつながっています。

「笑うことによって免疫力が向上する」

のは科学的にも証明されています。

逆に、ストレスによって体調を崩すこともあります。

人は心の状況が、良くも悪くも身体に影響を及ぼすのです。

それは時に、強い思い込みで命を失うほどの影響を発揮する場合があります。

今回は、ひとつの恐ろしい実験を通して、心と身体のつながりを見ていきたいと思います。

思い込みがもたらす身体への影響

こんな話しを聞いたことがあります。

戦時中、ある国の兵士が敵国の兵士を捕虜にしました。

その捕虜を使って、ひとつの人体実験を試みたのです。

捕虜を薄暗くて静かな部屋に連れて行き、目隠しをして椅子に縛りつけます。

それから刃物で兵士の首筋を切るようになぞり、首筋にスポイトを使って水を垂らし、まるで出血しているかのような錯覚を与えます。

そして捕虜の耳元でこうささやきます。

「首筋から出血している。このままだと数時間後に出血多量で死ぬよ」

実際には切りません。

まったく傷はついていません。

でも、捕虜は視覚と身体の自由を奪われており、肌の感覚と兵士のささやきだけで状況を判断するしかありません。

ですから、捕虜はそれが実際に起こっていると思い込んで、恐怖を覚えます。

死の恐怖です。

そして、命乞いをします。

「ロープをほどいて早く助けてくれ」

兵士はそれを無視して、何度も何度もスポイトで水を垂らしていきます。

捕虜は半狂乱になりながら、なんとか拘束から逃れようと必死に暴れますが、そのうち徐々に衰弱していきます。

まるで、本当に出血しているかのように弱っていくのです。

そして、しばらくしてまた耳元でささやくのです。

「身体の血が1/3程出たみたいだ。お前は血だらけになってるよ」と。

すると、なんと捕虜は絶命したのです。

まさに、心と身体がリンクしているのを表す実験です。

身体には何ら異常がないにもかかわらず、命を維持する活動を止めてしまうほどの影響が心によってもたらされたのです。

それほど心は身体に大きな影響を及ぼす、と言うことです。

身体が後で心が先という真実

つまり、私たちは思い込むことで、病気になることができます。

心の状況によって身体の病気になるのです。

よく「身体の調子が悪くて気分がすぐれない」と考えますが、実は逆なのです。

心が調子よければ、体調はそう簡単に崩れることはありません。

心で強く思えば、それが身体に反映される仕組みになっているのです。

ナポレオン・ヒルが書いた「思考は現実化する」にも、思いがもたらす現実世界への影響について書かれています。

極論を言うと、私たちが心の中で潜在意識のレベルにまで落とし込まれたイメージが、自分の人生にそのまま反映されるのです。

思い込みによって乳がんの再発は防ぐことができる

ということは、この思考の力、思い込みの力を使えば、乳がんの再発も防ぐことができるということです。

心の中で

「自分はもう乳がんにならない、一生健康に生活できる」

と強く強く思い込むことで、乳がんの再発を予防できるのです。

それを確実に実行するためには、セルフイメージをうまく作り上げる必要があります。

なぜなら、セルフイメージ通りに人生はなっていくからです。

あっ、決して怪しい話をしたいわけではありません。

この力を使えば、医学的な治療は必要ない!という話しではないのです。

医学的な治療は必要です。

その治療を受けた上で、ということです。

逆に、「乳がんにならない」というセルフイメージになると、乳がんにならないための情報がどんどん入ってくるようになり、医学的にもそれ以外の方法に関しても、これまで以上に取り入れることができるようになります。

まとめ

今回の記事では、ここまでの説明にとどめておきたいと思います。

次回からはセルフイメージの力をさらに掘り下げていきます。

そして、乳がんにならないセルフイメージをどうやったら持つことができるようになるかを書いていきます。

再発予防のためにホルモン療法などの治療を受けるのは大切なことです。

しかし、セルフイメージはそれと同じぐらい、いやそれ以上に実は大切なことなのです。

心によって病気のリスクが高まるのですから、心によって病気のリスクを減らすことができます。

二度と乳がんにならないセルフイメージを作りましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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