初めての抗がん剤治療 一人で病院へ

今年も残りわずかになりましたね。

昨日で仕事納めのところも多かったのではないでしょうか。

大掃除とかで忙しい折でしょうね。

寒くなってきておりますので、体調を崩されないようご自愛ください。

私は思いっきり風邪をひいてしまいましたが(笑)

では闘病記の続きを書きたいと思います。

抗がん剤投与時は車の運転を避けた方がいい

手術後の病理検査の結果が出て約1ヶ月後、いよいよ抗がん剤治療を受ける日がやってきました。

私は仕事でしたので、当日は彼女が自分で車を運転して行くことになりました。

彼女が受ける抗がん剤治療は複数の薬剤を組み合わせて投与されるFEC療法と、その後にドセタキセルという薬剤が使われます。

点滴で体内に入れていくのですが、薬剤を溶かす際に通常はアルコールを使うんですね。

ですから車の運転をしないように求められるんです。

このことは抗がん剤の手引きとか、いろんな冊子に載っていました。

しかし、彼女はどうしても自力で運転して行かなければならない環境でしたので、病院がアルコールを使わないで薬剤を溶かすよう配慮してくれました。

アルコールを使う方がずっと早く溶かすことができるそうなので、病院にはひと手間かけてしまうことになったようですけど。

副作用の嘔気、嘔吐を考え食事を控えめに

抗がん剤を受けるのは人生初めての経験です。

受ける前に病院から副作用の説明を受けた以外にも、私なりにいろいろ調べてみました。

彼女も自分なりに調べて当日の用意をしていたようです。

とにかく嘔気、嘔吐が激しく出そうだったので、当日は朝食を軽めに、昼食は摂らないようにしました。

いや、昼食は摂らなかったというよりも摂る時間がなかったという方が正しいですね。

昼食についてはイレギュラーでしたが、いずれにしても食事量を意識的に控えました

抗がん剤投与ルームの様子

病院に到着すると、まず採血をしました。

抗がん剤を受けられるかどうかの確認をしていたんだと思います。

その後抗がん剤投与の部屋へ移動しました。

抗がん剤を受けるスペースは、リクライニングの椅子にかなりゆったりと座ることができるようになっていました。

目の前にはテレビがあり、ヘッドレストのところにスピーカーが埋め込んであって、テレビの音声を聴くことができます。

外部への音漏れがほとんどなく、他の人に気を遣わずに過ごすことができるようになっていました。

雑誌などもあり、足を延ばして快適にくつろげる空間が用意されていましたね。

抗がん剤投与開始

そこに座って点滴の準備を待ちます。

血管を広げて点滴の針が刺しやすくするために、ホットパックというもので腕を温めてもらい、いざ抗がん剤投与の開始です。

針はスムーズに血管に入り、まったく痛みがありませんでした。

投与も順調に進み、途中で気分が悪くなったりすることもなく終了しました。

病院を出たのは夕方、それから買い物を済ませ自宅に戻った彼女。

ここまでは全く副作用の兆候もありませんでした。

帰宅した私も拍子抜けするぐらいでしたね。

というわけで初めての抗がん剤投与が無事終了しました。

 

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