ドセタキセルの終了後副作用から回復するのは?

白血球の低下や発熱と闘いながらも、FEC療法4回、ドセタキセル4回がスケジュール通り終了しました。

ドセタキセルの投与から約2週間後、化学療法では最後の受診となります。

今回の受診で私たちが知りたかったのは、抗がん剤治療による副作用からいつ回復できるの?という部分でした。

 

ドセタキセルの副作用については下記の記事をご覧ください
乳がん治療の抗がん剤 ドセタキセルの副作用

 

副作用はいつ解消される?医師の見解

病院に到着後、いつものように採血をし、それから医師のいる診察室に向かいました。

白血球については5600まで回復しており、問題ありませんでした。

そして、副作用のことについて確認しました。

投与終了後まだ残っている副作用は?

最後のドセタキセル投与が終了してから2週間、その時点でまだ残っている副作用は次の3つでした。

  • 脱毛
  • 浮腫
  • 手の指先の痺れ

髪の毛はまだまったく生えてきていません。

そして、浮腫についても治まるどころかひどくなっているように感じるほどです。

手の指先の痺れは、ドセタキセルが始まってしばらくしてから出るようになりました。

5本の指先が常にしびれている状態です。

医師による副作用の解消時期

医師に副作用の解消時期を尋ねると、毛が生えてくるのは人によってかなり個人差があるとのことでした。

そして浮腫については2~3ヶ月後に解消されるだろうとの見解でした。

この頭とパンパンの顔をぶら下げて、これからさらに1/4年過ごせってか!と受診後に彼女が珍しく暴言を吐いていました(笑)

指先の痺れについては、個人差はあるものの1年ぐらいかかるとの見解でした。

この痺れ、地味ぃな副作用なんですが、日常生活の中では結構ストレスに感じるんですよね。

実際の副作用解消時期

彼女の場合、髪の毛が本格的に生えてきたのはドセタキセル終了後3ヶ月でした。

それまでも産毛のような頼りない毛は生えてきたのですが、すぐに抜けてしまって増えていきませんでした。

それは頭部だけではなく、下の毛も同じくでした。

人によっては1ヶ月ぐらいで本格的に生えてくる人もいるので、正直かなり焦りましたし、もう生えてこないんじゃないかと心配でした。

浮腫も軽減したのは3ヶ月後です。

一時期は投与中よりもひどくなりました。

ウィッグが不自然に見えるのでかなり辛かったですね。

指先の痺れは、医師の見解に反して1ヶ月ほどで改善されました。

ですから、やはりかなり個人差があるようです。

次は放射線治療へ

抗がん剤治療が終了した後は、今度は放射線治療に入ります。

放射線治療は週末以外毎日受ける形になります。

いろんなことを考えた結果、手術を受けた地元の病院で、入院して治療を受けることにしました。

というのも、実家から病院までは高速道路を使って片道1時間半かかるので、いっそのこと入院して受けた方がいいだろうとの結論となりました。

とにもかくにもこの時点では副作用の一部から一旦解放されて、治療もひと段落といった感じでした。

 

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