ホルモン療法中は感情のコントロールが難しい
ホルモン療法が始まって3年と少しが経ちます。
最初は性核の変化に随分戸惑ったものの、最近はだいぶ慣れてきました。
以前と比べると彼女も落ち着いてきましたしね。
でも最近ちょっとしたことで、やっぱり治療前ならなかったことが起こりました。
感情のコントロールが難しい
仕事が終わって彼女の家に行き、夕食を共にしました。
お腹いっぱいで大満足の後、少し団らんしていた時のことです。
彼女がコロコロクリーナーで私の衣服に着いたペットの毛を取っていた際、ロールを剥がそうと持ち上げた時に、私のあごを直撃しました。
けっこうな衝撃をあごに受け、つい私は
「痛いなぁ、気をつけてよ~」
と声をあげてしまったのです。
そんなにきつい口調ではありません。
やんわりと言ったつもりでしたが、次の瞬間、彼女は顔を真っ赤にしながら、鬼のような形相になり、コロコロクリーナーで自分の頭を叩き始めたのです。
私はすぐに手を抑え、彼女からコロコロクリーナーを取り上げました。
そして「何をやってるの!!」
と強い口調でたしなめました。
彼女は「どれだけ痛いか自分で試そうと思った」と返してきました。
以前ならすぐに謝って私の身体を心配してくれていたのですが、対応は変わりましたね。
彼女がそうなる原因は?
彼女が感情をコントロールできない理由のひとつは、ホルモン療法によるものと考えられます。
更年期障害のような症状が出ており、それによってかなりイライラしてしまうようです。
普段はだいぶ穏やかになりましたが、それでもちょっとしたことでつい口調がきつくなります。
そして、たまに感情が爆発してしまいます。
きっかけはいつもほんの些細なすれ違いなのですが、感情の起伏はとても大きいです。
ただし、それが長く続くわけではありません。
しばらくすると落ち着いて、会話ができるようになります。
それでも気分がいいものではありませんね。
たぶん、ホルモン療法が終了すれば、感情の起伏も軽減されるでしょう。
しかし、それはまだ7年も先のことなんですよね(苦笑)
その他の症状は?
ホルモン療法によるその他の顕著な症状としては、異様に暑がりになりました。
というか、真冬でこちらががたがた震えていても、彼女にとっては全然大丈夫な時が多々あります。
車に一緒に乗ると、エアコンはほぼつけません。
こちらは寒くて仕方ありませんが、彼女にしたら丁度良いようです。
逆に少しでもつけようものなら「暑い!」といらだちます(笑)
ですから、冷えやすい女子がよく使うひざ掛けが手放せません。
これまで使うことはなかったんですけどね。
エアコンが使えない以上仕方がありません。
気温の感じ方の違いの問題は些細な話しに思われそうですが、一緒に過ごすと意外と大変です(笑)
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