ドセタキセル投与3回目 投与時に息苦しい症状
ドセタキセルの副作用に苦しみながら、なんとか折り返し地点までたどり着きました。
しかし3回目の投与は、これまでにはない危機に陥りました。
今回の闘病記は3回目のドセタキセル投与時のことになります。
ドセタキセルの副作用の詳細についてはこちらの記事をごらんください
白血球の低下が顕著 危ぶまれた投与継続
ドセタキセル投与も三回目になりました。
2回目の投与後1週間後の受診では白血球が1300/μlまで低下し、3回目の投与が危ぶまれました。
白血球の正常数値は2000~8000/μlです。
白血球の数値が2000を下回ると、抗がん剤投与を延期すると言われていたのです。
果たして、当日の白血球の数値は、なんと4900/μlまで回復していました!!
白血球をあげる注射の威力はすごいですね(笑)
おかげで3回目もスケジュール通り投与を受けることができました。
投与時の異変 「助けて~」と訴えるか悩む
さて、ドセタキセルの投与時のことなんですが、2回目の時にすごい違和感を感じました。
というのも、投与開始からすぐ、ものすごく息苦しくなったのです。
「あれ?なに?なんかしんどい、息ができない
やばいやばいやばい、看護師さん呼んだ方がいいかな。
これ、まじでやばいやつだ・・・・」
と看護師さんを呼ぼうとした寸前で症状は軽減しました。
息苦しさを感じたのは最初だけで、その後は特に問題なく終了したので
「ドセタキセルの1回目の副作用があまりにもきつかったので、精神的に拒絶反応を起こしたのかもしれないな」
と思うことにし、いざ3回目を迎えました。
しかし、投与開始後すぐに2回目と同じように息苦しさが襲ってきたのです。
それはまるで血の気が一気に引くような感じで、全身がぎゅっと引き締められたような苦しさだったそうです。
想定していない症状ですから、半ばパニックになってしまったと言っていました。
結局、3回目の投与時も、看護師さんを呼ぼうか悩んでいるうちに症状は軽減しました。
どちらかというと、看護師さんを呼ばなかったのではなく、呼べなかったといった方が正しいような状態だったんだと思います。
息苦しい症状は、投与開始直後から約1分間ぐらい続きます。
息苦しさは投与時の副作用
彼女がドセタキセル投与を受ける事前の説明では、投与時の息苦しさの説明はなかったそうなのですが、一般的に起こる症状のようです。
投与時に注意すべき症状として、つぎのようなものがあります。
- 息苦しさ
- 胸痛
- 顔がほてる
- かゆみ
また、点滴中まれにショックなどのアレルギー症状が出ることもあるようです。
これらの症状が出た場合は、すぐに看護師さんなどの医療スタッフに申し出た方が良いとされています。
彼女が説明を聞きそびれていたのか、本当に病院から説明がなかったのか今となってはわかりませんが、注意事項、留意事項をしっかり把握しておかないと、抗がん剤治療は危険ですね。
これでFEC療法と合わせて合計7回の抗がん剤治療が終了しました。
約半年に及ぶ治療も、いよいよ残すところあと1回となりました。
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