乳がんの再発を予防するには意識の理解が重要
乳がんを予防するためには、ホルモン療法による医療的な方法であったり、規則正しい生活や食事療法などといった生活習慣の改善があります。
さらに、それに加えて心の活用による予防方法があります。
心の活用は意識の活用という言葉に置き換えられます。
今回はこの「意識」について書きたいと思います。
再発を予防するために「意識」を理解する
人間には二種類の意識があります。
顕在意識と潜在意識です。
顕在意識とは、普段私たちが使っている意識のことです。
自分の意識下にある事柄は、すべて顕在意識の中で起こっていることです。
一方、潜在意識は、顕在意識下にある意識以外の意識、つまり無意識でしていることすべてをさします。
例えば心臓を動かしたり、呼吸をしたりといったことは意識的にやっていませんよね。
無意識のうちに身体が勝手にやっています。
立ったり座ったり歩いたり、といった日常の動作も無意識にやっています。
椅子から立ち上がる際に
- まず足首を膝より内側に引く
- 前かがみになって体重を前方に移動する
- 足に力を入れて膝を伸ばす
- それに合わせて腰を伸ばす
なんていちいち考えながらする人はいません。
「どうやって歩いているの?」
と質問されるとすぐに説明できないでしょう。
必死に歩く際の動きを頭でイメージして、なんなら一度実際に歩いて確認しないと説明できないほどです。
まさに無意識にやっている行動である証明と言えます。
強大な影響力を持っている潜在意識
さて、顕在意識と潜在意識、それぞれが占める割合はどれぐらいだと思いますか?
顕在意識が占める割合はたった5%と言われています。
残りの95%が潜在意識なのです。
そして普段の生活の中でも、無意識化で行っている行動は膨大な量になります。
例にあげた「歩く」という行為を考えてみても、ほとんどが無意識の行為です。
顕在意識でコントロールしたのは「歩いて目的地まで移動しよう」ということのみで、一つひとつの動作自体は無意識です。
また、自分が顕在意識でイメージしている歩き方と、ビデオ撮影された自分の歩く姿を比較すると、きっと違いに驚くはずです。
つまり、私たちが意識的にコントロールできるのは5%であり、残りの95%は無意識のうちに発動し言動や行動に影響を及ぼしているということです。
そして、潜在意識の方が顕在意識より6万倍の影響力を持つと言われています。
ですから、人生をより良いものにするためには潜在意識が非常に重要と言われています。
潜在意識を活用するためには言葉が大切
アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズの言葉に
「心」が変われば「態度」が変わる
「態度」が変われば「行動」が変わる
「行動」が変われば「習慣」が変わる
「習慣」が変われば「人格」が変わる
「人格」が変われば「運命」が変わる
「運命」が変われば「人生」が変わる
というものがあります。
元メジャーリーガーで大リーグのヤンキースで活躍した、松井秀喜さんの座右の銘にもなっていますね。
その松井さんが大切にしていたのは、一番最初に出てくる「心」を変えるための言葉です。
友人とのいざこざをきっかけに、彼は中学生時代から人の悪口を一切言わなくなったそうです。
彼の言葉で印象に残っているのが
「人が心の中で思ってしまったことは仕方がない。だって人間だから。
でも、それを言葉として口にするかどうかは、その人自身が決められる」
というものです。
大リーグや日本の選手から人格者として尊敬され、国民栄誉賞までもらった人ですから重みがあります。
彼の成功の裏には、この姿勢があったのは間違いありません。
なぜなら、潜在意識を変えるためにはまさに言葉が重要だからです。
プラスの言葉を口にしていれば、現実にもプラスのことが起きるようになると言われています。
言葉が心に影響を与え、周囲にある前向きな物事に目が行くようになるからです。
常に前向きな言葉を口にするようにしてください。
そうすることで自然と身体が健康になり、乳がんの再発も防ぐことができるのです。
まとめ
今回は目で見ることができない、潜在意識について書かせていただきました。
乳がんの再発を予防するための心構えとして、避けて通れない部分だからです。
精神論ではなく、またスピリチュアル的な話しでもありません。
ある程度科学的な根拠があり、心理学的な要素も踏まえた理論的な話しとして今後展開していきますので、今後も読んでいただけたらと思います。
乳がんの発生、再発防止に間違いなく効果がある内容ですので。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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