2回目の抗がん剤投与 副作用の事前予測により少し楽になる
「病は気から」副作用を自分で作ってしまう
1回目の抗がん剤投与から3週間後、2回目の抗がん剤投与の日となりました。
2回目の投与までの1週間は、日常生活が問題なく行えるほどの体調に回復していました。
「またあの副作用が始まるのか」彼女としてはかなり気持ちが重たかったようです。
それほど副作用は強烈でしたから、彼女の中では完全にトラウマになっていました。
投与については問題なく終了しました。
副作用が始まるのはおおよそ4時間後。
しかし、彼女は「また吐き気に悩まされる、しんどい一週間が始まる」とばかり考えてしまい、副作用が始まる前から嘔気を感じていたそうです。
病は気からと言いますが、その典型的な状態ですよね。
FEC療法1回目の副作用はこちらをご覧ください
副作用を想定していることのメリット
副作用が始まる前に寝る!
ただ、最悪な状況を事前に想定しておくのは悪いことではありません。
テストに例えると、同じ不合格という結果だった場合「不合格なんじゃないか?」と思っている方が「絶対合格している」と思っているよりショックが小さくて済みますよね。
めちゃくちゃネガティブなたとえで申し訳ないですが(笑)
要は最悪を想定して行動しておくことのメリットですね。
さて、投与から4時間後、前回と同じく強烈な嘔気が始まりました。
「これに悩むぐらいならさっさと寝てしまえ!」
ということで早めに布団にもぐりこみ、横になりました。
そこからは寝ては嘔気で目が覚め、でも無理やり寝て、の繰り返しです。
嘔吐は1度で済んだのですが、一晩中気持ちが悪い状態は続きました。
想定しにくい突発的な嘔気
その後続く地獄の副作用週間は、前回とほぼ変わりない症状で推移しました。
この間は嘔気、嘔吐と闘いながら、お粥やそうめんなどのあっさりしたものをお腹に入れ乗り切りました。
1回目の経験があるので、先手先手と行動することで精神的にも肉体的にも負担を軽減することができました。
でも「今日は調子がいいな」と思っていても、突然嘔気が襲ってくるのが困りものでした。
抗がん剤治療中は香辛料を避けるべき
二回目の「地獄の副作用週間」から解放された彼女は、お粥やそうめんばかり食べていた反動からか「スパイスのきいた刺激的なカレーライスが食べたい!」という誘惑にかられました。
抗がん剤治療中は粘膜が弱っているため、スパイスなど刺激の強い食べ物は避けなければならないのですが、ついつい食べちゃったのです。
すると案の定胃痛が始まりました。
そして喉にも痛みが出て、大反省していました。
でも数日後には「おいしかったからいいや」とケロッとしていました。
「全然反省してないやないか!」
と突っ込んでおきましたが、この性格だからなんとか闘病できているんだろうなと思いました(笑)
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