検査結果待ちの苦痛は耐えがたい

みなさんこんにちは、たけです。

12月に入ったというのに、昨日はかなり暖かい一日でした。

曇り空にも関わらず、日中はコートがいらないぐらいでしたね。

でも来週はかなり冷え込むんじゃないかという予報になってますし、風邪が流行っているようですからくれぐれもご自愛くださいませ。

それでは闘病記の続きを書かせていただきます。

結果待ちの時間は悪いことばかり浮かんでくる

乳腺外科の検査が終わって結果を待つ間ってものすごく長く感じました。

人間どうしても悪いように悪いように考えますから、まるで真綿で首を絞められているような状態でしたね。

「やっぱり乳がんだよね、これしこりだもんね。

これからどうしていったらいいのかな。

仕事もできなくなるのかな。

生活どうなるのかな。

その前に死んじゃうんじゃないかな。

なんで自分がこんな目に合うんだろう。なんか私悪いことしたかな。

なんでもするから神さま助けて!」

そんなことが考えたくなくても勝手に浮かんできて、気がついたら乳がんのことだけで頭の中が埋め尽くされてしまうのです。

また、考えておかないと悪い結果になるような気もするんですよね。

楽観的に考えて結果が悪かったらよけいに落ち込みそうですしね。

それに「検査結果待ちの時にもっと真剣に考えておけばがんの診断じゃなかったかもしれないのに」とかわけのわからない理屈になってしまったり、そんなことありますよね。

苦悩を打破するためにどうかかわるか

病は気からってよく言いますよね?

だから、まだ確定していない事柄を悪い方に悪い方に思い悩むのはよくないことなんです。

考えれば考えるほど、悪い方にいくことはあってもいい方にいくことはないですものね。

彼女は当事者で自分の命の危機、これからの人生の危機に直面しているわけですから、前向きに考えようといったところでそう簡単にできるわけがありません。

でもそばにいる私も同じように悩んだところで、お互い暗くなるばかりです。

これでは悪循環ですものね。

だからできるだけ普通に、できるだけ穏やかな対応を心がけました。

そして、乳がんの勉強をして、もし診断された場合にこれからどうなっていくのかを徹底的に調べました。

先の見えない闘いは不安ですし心が折れてしまいます。

漠然とした不安が一番やっかいですものね。

そこを明らかにして、これからなにをしなければならないかを提示して一緒に進んであげられたら、彼女の役に立てるんじゃないかと思いました。

眠れない夜が続く

彼女の苦悩はかなり大きなもので、検査後からしばらくの間は眠れない夜が続きました。

夜中にふと目を覚まして横を見ると、彼女は目を開けて天井をぼーっと見ているんです。

ほとんど微動だにしないんですよね。

時計を見ると布団に入ってから3時間も4時間も経ってるんです。

その間ずっと眠れずに目を開けたまま横になってるんですよね。

「乳がんだったらどうしよう

これからどうしたらいいの

死んじゃうのかな

生きてたとしても乳房は失うんだろうな

なんで私がこんな目に合うんだろう」

そんなことを一晩中ずっとずっと考えて眠れなくなる、そして気が付いたら朝になってるっていう毎日の繰り返しでした。

昼間は仕事をしているので気が紛れるようでしたが、睡眠不足が続いているので身体的にきつくなってくるんですよね。

精神的にも肉体的にもかなり追い詰められながら、なんとか一週間が過ぎ結果を聞きに行く日がやってきました。

 

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