仲間ができた!乳がん手術後の入院生活

今回の記事は彼女の手術が終わって、その翌日からの内容になります。

私も一度だけ大けがで入院したことがありますが、2週間の入院期間は本当に暇で退屈な毎日でした。

でも、彼女にとっては同じ悩みや苦しみを共有できる有意義な時間となったようです。

そのあたりも含めて書いていきたいと思います。

 

手術の様子はこちらの記事をご覧ください。

手術翌日から普通に食事

手術後の痛みと、足につけられた浮腫防止の装置(メドマーという足に圧をかけてむくみを防止する機会)に一晩中苦しみ、やっとのことで朝を迎えました。

私も手術経験あるんですけど、当日の一晩って本当につらいんですよね。

点滴しているし尿道に管が入ってるから動けないし、当然切ったところは痛いですしね。

で、なんとか踏ん張って朝を迎え、点滴も含めて全部から解放されました。

んで、乳がんの場合、朝食は普通に出てきます。

内臓の病気ではないのですぐに食事ができるんですよね。

ロールパン2個とサラダ、果物に牛乳、それにコーヒーというメニューでした。

手術前は絶飲食でしたので、もうペコペコ、しっかりとたいらげたそうです(笑)

この日はなにかあった場合に素早く対応できるよう、ナースステーションの横にある観察室で過ごしました。

手術後3日目にはリハビリ開始

そして手術後2日目からは個室で過ごすことになりました。

母親や姉、そして甥っ子がお見舞いに来てくれました。

多床室だとどうしても気を使いますものね。

これに関してもかなりありがたかったようです。

そして、3日後にはいよいよリハビリを開始です。

右乳房を切除しているため、右腕のリハビリが必要になります。

手を上や横にあげたりして、少しずつ改善に励みました。

リンパ節の切除になると浮腫が起こったりしてリハビリもかなり大変なようですが、彼女は切除せずに済んだのその点は恵まれていたと思います。

悩みを共有できる仲間を得る

入院期間は10日間でした。

半分ぐらいは4人部屋で過ごし、食事も入院している方々と一緒に食べました。

同じ病気を抱えている人がほとんどですから、お互いにどんな生活環境の中で、どんな背景があって、そして腫瘍の大きさや転移の有無などいろんな情報交換したそうです。

そして、治療に向けて励まし合いながら過ごしました。

中には最初落ち込んで涙涙で過ごしている方もいましたね。

でも同じ思いを共有できる仲間がたくさんいたので、少しずつ元気になってくれました。

この環境は彼女にとっても本当にありがたかったようです。

いくら私が彼女のことを思っても、まったく同じ思いになることはできません。

でも同じ病気を持っている者同士なら、かなり共有できますよね。

住んでいる場所も家族状況も就いている仕事もバラバラだったようですが、仲良くなった4人でラインを交換し、退院した後もずっとやり取りをして励まし合っていました。

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